『これぞ介護のやり甲斐!』【介護士として10ヶ月働いてみて①】
こんばんは!やっすーです👨🏫
週1でゆるく投稿すると宣言しておきながら、第2回投稿まで長くなってしまいました^^;
ツイッター、インスタ、フェイスブックと色んなアカウントを運用しているので、
なかなか忙しくて。。。は言い訳なので(笑)
週1投稿!なるべく頑張ります!⤴️
さて、今日のタイトルは、
『これぞ介護のやり甲斐!』
【介護士として10ヶ月働いてみて①】です👏
昨年の12月11日から介護士に転職し、10ヶ月が経過したわけなのですが、
この10ヶ月での介護士として働いてみての気づきやお仕事の魅力を発信したいと思います。
今日はお仕事をした中で、『これぞ介護のやり甲斐!』と感じることができたエピソードを紹介します!
そのエピソードはつい1週間ほど前の話です。
僕の働く施設の入居者にUさんという90を超えるおばあちゃんがいます。
Uさんは今年の6月頃に入居されました。
Uさんは、とても優しいおばあちゃんなのですが、うちの施設に入るのは不本意だったらしく、入居してからすぐに
「息子たちは私のことが邪魔だから預けたんだ」「長生きなんかするもんじゃない、早く死にたい」とネガティヴな発言ばかり繰り返すようになりました。
また、とても寂しがり屋な方で、大した用もないのに、頻繁にナースコールを鳴らされて、
介護士や看護師を呼んだりされて、施設の職員も困っていました。
「もう歳なんで死なせて下さい!」などネガティヴな発言は続き、施設の経営陣からは精神科を受診してはどうか?などの声も出始めました。
そんな状況のおばあちゃんを見て、僕は同じく施設に預けてから精神を病んでしまい、亡くなった祖父を思い出しました。
僕が介護士になった理由は、祖父のような施設で環境の変化に耐えれず病んでしまう人たちを減らしたからでした。
僕はこのおばあちゃんをなんとかしたいと思い、積極的に声かけをして、コミュニケーションを取るようにしました。
まず、とにかく励ましたり、話し相手になることを心掛けました。
会話①
Uさん「私が死んでも誰も悲しまん」
やっすー「そんなことないですよ!僕は悲しいですよ!Uさんの子供さんもお孫さんも悲しまれますよ」
Uさん「あんたには世話になったなあ」
やっすー「いやいや、こっちはこれからもお世話する気まんまんですよ!」
Uさん「あんたは優しいなあ」
会話②
やっすー「Uさん、元気ですか?」
Uさん「元気やない、早う死にたか〜」
やっすー「何を言っとるんですか、150歳まで生きるんでしょ?」
Uさん「150歳!口ではなんぼでも言えるけども!(笑)」
やっすー「Uさんには、日本新記録を更新してもらわんと!」
Uさん「そんなに生きたらあんたが先に死んでしまうわ!(笑)
会話③
やっすー「Uさん!相撲は好きなんですか?」
Uさん「主人がおった時にはよく見てたけど、今はご飯を待つときに少しみるくらいじゃなあ」
やっすー「そうか!それじゃ僕と相撲をやりますか?」
Uさん「ははは、それは難しいなあ、足が立たんからなあ(笑)」
「そんなのあんたが勝つに決まっとるがな(笑)
会話④
Uさんのナースコールが鳴って訪室
やっすー「どうしました〜?」
Uさん「私はもう死にたくなってなあ」
(寂しくて話し相手が欲しい時のコール)
やっすー「そうか、僕と相撲をやりたくてコールしたな?」
Uさん「相撲!?そんなことで呼ぶかいな!(笑)」
「笑い事じゃなかったんやけどな、あんたが面白いこと言うからもうええわ(笑)」
そんな冗談まじりの会話でUさんを笑わせることを心掛けた結果、
少しづつ暗かったUさんも笑顔が増えてきて、食事も入居からしばらく半分も取らない日が続いていたのが、食欲も増してきて、よく食べてくれようになりました。
施設のケアマネージャーにも「よくあの人が相手をしてくれるんよ」と話してくれるようになりました。
そして、本当に介護士を始めてから一番嬉しかった出来事が起きました。
その日はUさんの隣の席に座っている入居者さんの食事介助をしていたのですが、
隣からUさんの「ごちそうさん!」と元気な声が聞こえて振り返ると、
なんと数週間前まで4〜5割しか食べてくれなかったUさんが全て食事を完食してくれていたのです👏
やっすー「全部食べたの!?」
Uさん「ああ、最近はよくお腹が空くようにようになってねえ」
やっすー「すごい!初めてじゃない?」
Uさん「そうじゃなあ。あんたの励ましのおかげかもしれん」
「話し相手ができたからなあ」
本当にその空っぽの綺麗なお皿を見れたときは、Uさんを一生懸命笑わせて励まし続けたかいがあったと思いましたし、何よりこの介護士を続けて良かったと思えた瞬間でした😂
今でもUさんとは仕事の合間に仲良く会話させてもらっていますが、食事もしっかり取るようになり、笑顔の増えたUさんの姿を見れるのがいつも楽しみです。
「祖父のような人を一人でも減らす」と言う僕の介護の目的に少しだけ貢献できた気分でした。
老人ホームは入居者さんにとって人生の最後の場所です。
その最後の暮らしをどれだけ快適に過ごせるのかは僕たち介護士の腕にかかっています。
僕たちの頑張り次第で、入居者さんの最後の暮らしは豊かになりますし、その幸せに直接携われる介護士は何よりもやり甲斐のあるお仕事です!
これからもより施設の入居者さんが笑顔で暮らせるように貢献し続け、
またブログの投稿等でその魅力を発信し続けたと思います。
それでは、今日の投稿はここまで!
また来週( ^_^)/~~~